燕岳
燕岳 登山ガイド|難易度・コースタイム・アクセス
山の紹介
常念山脈の北部、安曇野市と大町市の境にそびえる二百名山。白い花崗岩とハイマツ、イルカ岩などの岩峯群から「アルプスの女王」と呼ばれる。中房温泉から北アルプス三大急登の合戦尾根を登り、燕山荘を経て山頂へ。表銀座縦走の出発点でもある。中級レベルでコース定数34〜61、日帰りでの登山が可能。代表コース(中房温泉〜合戦尾根〜燕山荘〜燕岳(往復))は所要8時間55分/9.4km/標高差+1425m。
難易度
- 登山口から合戦小屋までは急登が続き、燕山荘まで標高差約1,260m・約5時間の登り
- 日帰りもできるが、標高差約1,300mの急斜面の登り下りで十分な体力が要る
- 下りでの転倒による捻挫・骨折の事故が起きている
- 登山道は整備され、合戦小屋までにベンチが4つ(40〜50分ごと)あってペースを作りやすい
- 信州 山のグレーディングでは中房温泉からの往復が体力度4・技術的難易度B
- 燕山荘から山頂まで約40分。山小屋に泊まって2日に分けて登ることもできる
- 穂高駅〜中房温泉の南安タクシー「中房温泉行き定期バス」は約55分・1,500円で、運行は4月下旬〜11月上旬の所定日のみ・1日5便程度
- 中房温泉へ向かう県道(中房線)は通行できる時間に規制があるので、安曇野市の最新情報を確認する
- 登山口は中房温泉の燕岳登山口
- 直通の特急あずさ(白馬行き)は1日1本だけ
- ほかの列車は松本で大糸線に乗り換える
車でのアクセス時間
※登山口の駐車場までの時間で、渋滞を含まない目安です。休日や朝夕は長くなります。
シーズンカレンダー
※装備区分は例年の目安です。積雪・凍結状況は年や時期によって大きく変わります。出発前に直近の登山記録・現地情報・天気を確認してください。「入山不可」は登山道閉鎖等の情報に基づきます。
代表的な登山ルート
※ルートごとの定数は、時間・距離・累積標高差から一般式で算出した目安です(下りの累積標高差は登りと同じと仮定)。
燕岳を登るための装備
山小屋泊の持ち物・服装はこちら(チェックリスト) →よくある質問
燕岳は初心者でも登れますか?難易度とコース定数を解説
燕岳の難易度は中級、コース定数34〜61です。合戦小屋までは急登が続き、標高差は約1,300mありますが、登山道は整備されていて、鎖場のような危険箇所は特にありません。代表的な中房温泉〜合戦尾根〜燕山荘〜燕岳(往復)は8時間55分・9.4km・標高差+1425mが目安。中房温泉〜燕岳〜北燕岳〜燕山荘〜大天井岳(往復・1泊2日)(16時間40分)という選び方もできます。日帰りもできますが、体力に自信がなければ燕山荘に泊まる計画が安心です。登山靴・レインウェア・防寒具は必携です。
燕岳の所要時間は?日帰りできますか?
はい、燕岳は日帰りできます。中房温泉〜合戦尾根〜燕山荘〜燕岳(往復)は8時間55分(9.4km・標高差1425m)。歩く時間が長いので、早朝に出発できる計画にしてください。中房温泉〜燕岳〜北燕岳〜燕山荘〜大天井岳(往復・1泊2日)は山小屋に泊まる計画が基本です。
燕岳へのアクセス方法は?新宿・横浜からの行き方
特急あずさで穂高駅へ行き、中房温泉行きの定期バスで約55分、燕岳登山口のある中房温泉に着きます。新宿から約3時間54分、大宮からは新宿で特急に乗り約4時間25分、横浜からは八王子で特急に乗り約4時間21分が目安で、運賃はいずれも8,670円です(乗り換えの待ち時間は別)。バスは2026年は4月24日〜11月3日の所定日だけの運行です。
燕岳の登山シーズンはいつですか?おすすめの時期
燕岳の夏山シーズンは7月上旬〜10月上旬の約3か月です。6月は合戦沢ノ頭から上に雪が残る年が多く、雪に慣れていなければ軽アイゼンかチェーンスパイクを持っていきます。10月は初雪が降ることがあり、軽アイゼン等があると安心です。11月中旬ごろからは積雪が増え、アイゼン・ピッケル・ワカンなどの冬山装備が要ります。コマクサは7月ごろから咲き始めます。残雪や天気は年によって変わるので、直前に燕山荘などの最新情報を確認してください。
所要時間は高速道路利用時の目安です。交通状況や季節により大きく変動します。登山前は必ず最新の道路状況・登山道情報・天気予報をご確認ください。