山歩きの楽しみのひとつが、山の上で食べるごはんです。この記事では、サイトで紹介している山のなかから、泊まらなくても食べられる茶屋・山小屋の名物を9軒選びました。泊まる人だけの夕食・朝食は入れていません。メニューは山小屋の公式サイトや、自治体・登山メディアの記事で確かめたもので、出典を各項目に付けています。値段や営業時間は変わりやすいので載せていません。
日帰りで寄れる低山の茶屋
関東の低山の山頂や峠には、昔ながらの茶屋があります。営業は土日・休日が中心で、天候によって休むことも多いので、あてにしすぎず「開いていたらうれしい」くらいで計画するのがおすすめです。
城山茶屋・山の茶屋 青天狗
小仏城山の山頂
城山茶屋のなめこ汁が人気。テーブルが多く、山の上でゆっくり食事ができる。2024年3月からは、景信山から移ってきた「山の茶屋 青天狗」も営業している
高尾山と景信山のあいだにあり、縦走の休憩に寄りやすい
小仏城山(初〜中級・日帰り可)代表コース:小仏バス停〜小仏城山(往復) 2時間
出典:YAMA HACK、山と溪谷オンライン(山行記録)(営業日・メニューは変わります)
ロープウェイ・バスで行ける高原の山小屋
乗り物で高いところまで上がれる山では、山小屋の喫茶や軽食を気軽に楽しめます。
みくりが池温泉
立山・室堂(みくりが池のほとり)
「喫茶みくり」のブルーベリーソフトと、えんま様のホットピザ
室堂ターミナルから歩いて行ける。営業は4月中旬〜11月下旬
立山(初〜中級・日帰り可)代表コース:室堂〜雄山往復 4時間
出典:みくりが池温泉の公式サイト(メニューは年によって変わります)。営業期間:2026年の営業:4/15~11/24(山小屋の情報)
ヒュッテみさやま
霧ヶ峰・八島ヶ原湿原のそば
併設の喫茶店で、ハンドドリップの珈琲と地元パン店の厚切りトースト
湿原の散策のあとに寄りやすい
霧ヶ峰(初級・日帰り可)代表コース:車山周回コース 2時間30分
出典:ヒュッテみさやまの公式サイト(メニューは年によって変わります)。営業期間:2026年4月末ごろ~10月末(山小屋の情報)
アルプスの稜線で昼ごはん
北アルプス・南アルプスの山小屋の多くは、泊まらない登山者にも昼の軽食や喫茶を出しています。営業期間は夏〜秋が中心です。
涸沢小屋
涸沢カール
軽食・喫茶の売店で、カレーライス、おでん、名物のもつ煮
上高地から涸沢までは片道約6時間。泊まりの山行の途中で寄る人が多い
奥穂高岳(上級・山小屋泊が基本)代表コース:上高地〜涸沢〜奥穂高岳 14時間
出典:涸沢小屋の公式サイト(メニューは年によって変わります)。営業期間:2026/4/27~11/3、1か月前予約制(山小屋の情報)
穂高岳山荘
白出のコル(奥穂高岳の直下)
食堂(10時30分〜14時)の「特製手作りカレー」。期間・数量限定で「特製手作り牛すじカレー」もある。ラーメンや担々麺も食べられる
奥穂高岳の山頂まで約1時間の場所。食事を頼まなくても休憩できる
奥穂高岳(上級・山小屋泊が基本)代表コース:上高地〜涸沢〜奥穂高岳 14時間
出典:穂高岳山荘の公式サイト(メニューは年によって変わります)。営業期間:2026/4/27~11/3、1か月前予約制(山小屋の情報)
槍平小屋
新穂高から槍ヶ岳へ向かう途中(槍平)
オリジナルブレンドのコーヒー(山想ブレンド・山小屋ブレンド)、軽食にざるうどん・かき氷
夕食のスパイスカレーは泊まる人向け
槍ヶ岳(上級・山小屋泊が基本)代表コース:上高地〜槍沢ルート(往復) 14時間
出典:槍平小屋の公式サイト(メニューは年によって変わります)。営業期間:2026年の営業:7/10~10/12(山小屋の情報)
山のグルメを楽しむためのコツ
- 営業日を確かめる。低山の茶屋は土日・休日が中心で、雨の日や平日は閉まっていることが多い
- 人気のメニューは昼前に売り切れることがある。お目当てがあるなら早めに着く
- 山の上は電波が弱く、使える支払い方法も限られることがあるので、現金を少し持っていく
- ごみは持ち帰る。山の上でのごみの処理には手間と費用がかかる
- 食べる時間も計画に入れて、帰りのバス・ロープウェイの時刻に間に合うようにする
よくある質問
山小屋に泊まらなくても食事はできますか?
多くの山小屋は、泊まらない登山者にも昼の軽食や喫茶を出しています。この記事では、泊まる人だけの夕食・朝食は除き、日中に立ち寄って食べられるものだけを紹介しています。
山の茶屋はいつ営業していますか?
関東の低山の茶屋は、土日・休日が中心で、天候によって休むことがあります。アルプスの山小屋は夏〜秋が中心です。営業日・メニューは変わるので、行く前に公式の情報や山小屋の案内で確かめてください。
日帰りで行けるおすすめはどこですか?
電車で日帰りしやすいのは、鍋割山(鍋割山荘の鍋焼きうどん)と、景信山・小仏城山(茶屋の天ぷら・なめこ汁)です。乗り物で高いところへ上がれる立山・室堂(みくりが池温泉のブルーベリーソフト)や、霧ヶ峰(ヒュッテみさやまの珈琲とトースト)も、日帰りで寄れます。